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会長挨拶

日本OTC医薬品協会 会長 上原 明 日本OTC 医薬品協会は、1985 年の創立以来、会員相互がセルフメディケーションの推進という共通認識のもとに密接な連携を保ち、その手段であるOTC 医薬品の役割・機能を高めることによって、人々の健康維持や増進に貢献することを目的として活動しています。

世界規模での新型コロナウイルス流行が終息しつつあるものの、このパンデミックを機にセルフチェックも含めた自分の健康は自分で守るというセルフケア・セルフメディケーション重要性が注目されていることから、その普及啓発を目指し、実行する社会を作っていきたいと考えています。そしてその実現のために、グランドデザインの戦略・戦術に基づき、重点課題として設定し、活動してきたところであります。

今後はさらに、グランドデザインの活動方針も踏まえ、より進化したOTC医薬品産業Statement2030(ポスト・グランドデザインto2025)公表へ向け、下記を軸にした取り組みも開始いたします。


1:国民、行政、医師会、歯科医師会、薬剤師会、健保連、マスコミなどとの連携や協力を念頭に置いた活動強化
2:OTC医薬品情報(おくすり検索)提供サービスの支援
3:OTC医薬品の品質・信頼性向上に向けた取組み
4:広報活動(Public Relations)の強化

日本OTC医薬品協会は、国民のwell-being実現の一助に貢献できますよう、活動を推進してまいります。

【備 考】
※OTC医薬品とは、英語の Over-the-Counter Medicine の略で、医師の処方箋なしで直接、薬局・ ドラッグストアなどで購入できる医薬品のことです。医薬品医療機器等法に規定する一般用医薬品および要指導医薬品が該当します。また、スイッチOTCとは、医療用の成分において、一定の条件の基、OTC医薬品に転換された医薬品のことです。
※健康リテラシーとは、入手した健康情報を理解し、評価し、上手に活用する能力のことです。
※well-beingとは、健康とは病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることです。