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口内炎とは何ですか?

口の中の粘膜などに起こる炎症の総称です。

口内炎を引き起こす原因は何ですか?

はっきりとした原因は不明ですが、生活習慣の乱れ(偏った食生活、睡眠不足やストレスなど)による免疫力低下や口の中の傷や刺激、ウイルスやカビなどの感染症などが考えられます。

口内炎には、どのような種類がありますか?また、どの様な症状、特徴ですか?

「アフタ性口内炎」、「カタル性口内炎」、「ウイルス性口内炎」などがあります。

アフタ性口内炎 頬の内側や舌、唇の裏などにできやすく、周囲が赤く中が白っぽい潰瘍で、痛みを伴う。
カタル性口内炎 入れ歯の不具合や、噛んでしまったときの細菌の繁殖、やけどなどが原因で起こる口内炎。口の粘膜が赤く腫れたり水疱ができたりする。
ウイルス性口内炎 ウイルスが原因で起こる口内炎。口の粘膜に多くの小水疱が形成され、破れてただれや潰瘍などができる。発熱や強い痛みを伴う。

口内炎治療薬にはどんなものがありますか?

塗り薬、貼り薬、スプレー薬などの外用薬と、抗炎症成分や粘膜の再生を促進するビタミンB2・B6などを配合した内服薬があります。お薬の説明書をよく読み、症状に合ったお薬を選びましょう。

口内炎に治療のためには、どんなビタミンを摂ったらいいのですか?

ビタミンB2・B6がお勧めです。
ビタミンB2は皮膚や粘膜を保護する働きを持っており、口内炎の緩和に良いとされています。また、ビタミンB6はタンパク質の代謝を促進し、正常な免疫機能を保つ働きがあります。

口内炎をできないようにするには、どうしたらいいですか?

食生活や睡眠など生活リズムを整えることが大切です。バランスの取れた食事をして、しっかり睡眠をとり身体を休めてあげましょう。