
虫刺されの症状とは、どういったものですか?
虫に刺されると赤い発疹、かゆみ、痛みなどの炎症症状がみられます。これはそれぞれの虫に特有の毒成分や唾液に含まれる成分が皮膚に注入されるために起こります。
虫に刺されないための予防はどうしたらいいですか?
予防としてはまず、原因となる虫を肌に寄せ付けない事が大切です。屋内では目的に応じて殺虫剤の使用を、野外活動では肌の露出を少なくし虫よけスプレーや携帯用蚊取り器、虫よけシール等を使うことも有効です。
虫よけ剤を使用する時に注意する事は何ですか?
虫よけ剤によく使われるディートという成分は、手のひらや顔には使用しないでください。製品によって使える年齢に制限があります。
虫に刺されたらどのような処置をしたらいいですか?
まずは患部を水で洗い流し、清潔を保ちます。
薬はどのようなものを選べばいいですか?
かゆみを鎮めるための抗ヒスタミン薬と赤く腫れた炎症を抑えるステロイド外用剤があります。なお、ステロイド成分が含まれている外用剤は5〜6日間使用しても症状が良くならない場合は中止して、医療機関を受診してください。目、口唇などの粘膜部分と目の周囲は避け、顔面は広範囲に使用するのは止めてください。