トップ > おくすりQ&A > おくすりの種類で選ぶ / 高コレステロール改善薬

  • おくすりQ&A おくすりの種類で選ぶ高コレステロール改善薬


病院でコレステロールを下げる薬をもらっています。市販の高コレステロール改善薬を一緒に飲んでもよいですか?

ご自身の判断で、医師から処方された以外の薬を飲むことはお勧めできません。病院で治療を受けている方は、治療を優先してください。病院でもらったコレステロールを下げる薬を飲んでいる場合は、市販の高コレステロール改善薬は飲まないようにしてください。

薬でコレステロールは下がりますか?

血清高コレステロールの改善が期待できます。

高コレステロール改善薬を飲んでいれば、生活習慣を変えなくてもメタボ対策になりますか?

メタボリックシンドロームの症状や疾患を防ぐ主役は、正しい生活習慣です。血清高コレステロールの改善には食事療法が大切なので、高コレステロール改善薬を服用しても食事療法を行うなど、正しい生活習慣に変えてください。

高コレステロール改善薬にはどのような種類がありますか?

大豆油不けん化物、リボフラビン酪酸エステル(ビタミンB2)、酢酸d-α-トコフェロール(ビタミンE)、パンテチン(パントテン酸)などを有効成分とする薬があります。

大豆油不けん化物は、腸管からの余分なコレステロールの吸収を抑制し、排泄を促します。
リボフラビン酪酸エステルは、コレステロールが体内で作られるのを防ぎます。作られたコレステロールを体外へ排出する働きがあり、血清高コレステロールの改善に効果をあらわします。
酢酸d-α-トコフェロールは過酸化脂質の生成を抑え、血流をスムーズにします。
パンテチンは、肝臓におけるコレステロールの代謝を改善します。LDL(悪玉)コレステロールの分解を促し、またHDL(善玉)コレステロールを増加させ、血液中の余分なコレステロールをとり、血管壁への沈着を抑えます。

コレステロール値を下げる漢方薬はありますか?

コレステロールを下げるという効能を持った漢方薬はありません。