スイッチOTCとは


スイッチOTCとは
従来医療用医薬品でのみ使用されてきた成分をOTC医薬品の有効成分として転用した医薬品をいいます。


スイッチOTC有効成分


スイッチ化推進の経緯

1980年・
1998年
1980年5月に出された厚生省薬務局長通知(1980年5月30日付薬発第698号)や1998年に中央薬事審議会一般用医薬品特別部会で示された「スイッチOTC薬が申請された場合の承認審査の考え方」などにより、スイッチOTCやダイレクトOTCを含めたOTC医薬品における承認申請の扱いが明確に示された。
2007年 スイッチOTC化促進策として、日本薬学会にスイッチ候補成分の概要の取りまとめを委託し、意見聴取ののち薬事・食品衛生審議会 一般医薬品部会で審議し、候補成分リストを公表するスキームが同部会で決定された。
2008年 2008年以降、22成分のスイッチOTC化が妥当であるとされたが、上記スキームでスイッチ化された成分はほとんどない。
2014年 政府の成長戦略である「日本再興戦略」改訂2014に、スイッチOTC促進が盛り込まれた。
2015年 「日本再興戦略」改訂2014を受け、薬事・食品衛生審議会 要指導・一般用医薬品部会でスイッチOTC候補成分の新評価システム(案)が議論された。
2016年 第1回医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議が開催された。