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  • 協会のご案内会長挨拶

日本OTC医薬品協会 会長 佐藤 誠一  2015年に作成したOTC医薬品産業グランドデザインは10年後のOTC医薬品産業のあるべき姿として、協会の大方針をお示ししたものです。グランドデザインは今年度より第2ステージを迎えることから、当初の予定通り一部見直しを行いました。今回の見直しは団塊ジュニアが65歳を迎え、高齢者数がピークに達する2040年を見据えたものとなっています。

 2040年の社会保障給付の総額は約190兆円で、医療費は現在の40兆円から70兆円まで増加すると見込まれております。労働力人口も減少することから、高齢者の社会参加、社会保障の担い手としての役割が重要視されています。政府は、2040年までに3年以上の健康寿命の延伸を目標としています。これを実現する役割を果たすのにセルフメディケーションの推進は、きわめて重要であると考えています。

 セルフメディケーションの推進のためグランドデザインでは、「セルフメディケーション・セルフケアの推進が「健康寿命の延伸」に貢献」という基本テーマの下、以下の3つの環境づくりを目標に掲げました。

@ 国民の健康寿命延伸のための行動変容を支援する環境づくり
A OTC医薬品が活用される環境づくり
B 日本発のOTC医薬品がアジアに普及する環境づくり

 人生100年時代を迎えるにあたり、セルフメディケーションの重要性が注目を集めています。グランドデザインは中長期的なビジョンを示すものですが、その戦略・戦術に基づき、今年度は生活者の皆様にセルフメディケーションをより身近に感じていただき、健康寿命延伸の一助となるよう、将来に向けて以下の7項目について重点的に取り組むこととしました。

1.セルフメディケーション税制の普及啓発と活用促進
2.「国民の健康自助努力推進奨励基本法(仮称)」の制定に向けた活動の本格化
3.最新の法令に対応した信頼性保証業務の推進と適正なプロモーションの徹底
4.スイッチ・ラグの解消、魅力ある配合剤開発のための規制改革推進
5.国民の健康リテラシー向上のための薬教育支援、情報提供
6.アジア各国への国際対応等を強化
7.セルフメディケーションの日/週間の活動を通じた啓発活動の推進